うつ病の心理カウンセラーM

うつ病でも人を救える。

気分を一定にして生活する

 

ここ最近、すこぶる調子が良いです。

 

飲んでいる薬の影響もあるのでしょうが、気分が落ち込むこともなく、順調に過ごせています。

 

私生活や仕事が上手く進んでいるのも、影響がありそうですね。

 

なるべく、ストレスフリーに過ごすことは、心掛けています。

 

ただ、順調に物事が進んでいる時こそ、気を付けなくてはいけません。

 

うつの症状が重い時は、注意が散漫になり、ミスを起こしやすいです。

 

しかし、うつの症状が軽い時も、何かミスをしたときに、一気に気持ちが落ち込むことがあります。

 

気分の落ち込みは、何がトリガーになるかわかりません。

 

些細なことでも、後々、どしんと重くのしかかってくることもあります。

 

我々は常に注意をしなくてはなりません。

 

では、どのように気を付ければ良いのか。

 

気分が落ち込まないように、気分を高めて生活をすれば良いのでしょうか?

 

いいえ、それは違います。

 

我々のような人間に必要なのは、気分を高くして過ごすことではなく、気分を安定させることが必要なのです。

 

つまり、高すぎず、低すぎず、一定した状態で保つことが重要です。

 

低い状態だと、当然身体は動かない。

 

しかし、高い状態だと、身体が動けすぎてしまうのです。

 

うつの人が動きすぎてしまうと、当然反動が来ます。

 

その反動は、「この前はあんなに動けていたのに、今は動けない、自分はダメな人間なんだ」と、思考を偏らせます。

 

なので、気分をニュートラルに保つことが重要なんですね。

 

そのために必要なことは、まず、自分の今の気分の状態を自覚する癖を持つこと。

 

気分が低いと自覚したら、「今日はゆっくり休もう」と、外出をしない。

 

気分が高いと自覚したら、「今日は動きすぎないようにしよう」と、早めに活動を切り上げて、ゆっくり休む。

 

躁うつ病 と呼ばれる人の治療方針と似ていますね。

 

私は躁うつ病では無いですが、うつ病の人も同じだと思います。

 

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この生活の仕方は、病気に罹っていない方にもおすすめですよ。

 

M